アルバトロスの爪の跡

ラルトスかわいい

【Scarlet Violet S18】最終788位レート1955 真面目な日食ネクロズマ

はじめまして、お久しぶりです。本宮瞭です。

久しぶりに最終3桁を取れたので記事書きます。

 

構築はこちら

レンタル出しているのでご自由にどうぞ

 

伝説ポケモン……日食ネクロズマ

伝説ポケモンについて後輩と話していた時に耐久特性に型破り効果の専用技、回復技、そしてアシストパワーを覚えることからバトン先として完璧な条件を持っていると感じたので構築を組み始めた。特に回復技であるつきのひかりあさのひざし)はコライドンを攻略する上で重要だと感じていたので都合が良かった。

構築の元としては前シーズン最後の方に使っていた小さくなるドーブル構築のラティアス枠をそのまま日ネクに変更。めちゃめちゃ浅い考えで構築を組んだ割に勝てて、序盤とはいえ瞬間2桁に到達出来たほど。4匹で完結している強い軸が気に入ったので最終日に心中することを決意した。

構築

元構築はこちら

S17最終65位 真ドーブルバトン〜この世全ての悪〜 - 鯖の果てまでイッテQ (hatenablog.jp)

こちらを参考にバトン先を日ネクに変更。ドーブルは固定枠。起点作り枠にはスカーフ黒バドのようなブーストカミで抜けない伝説を想定して問答無用で上を取れるオーロンゲを採用。悪タイプ、特にディンルーが困るので起点作り枠2として水ポンが決定。残り2枠はキツい構築のメタ枠。ドーブルのキノコの胞子が軸なので眠らない相手、特にミライドンへのメタとしてゴリラ+地面テラスオオニューラの並びを採用。ここは要件当枠ではある。

個体紹介

この顔は避ける

ドーブル @ きあいのタスキ

テラスタイプ: ゴースト

特性: ムラっけ

性格: おくびょう

162(252)-36-55-40-65-139(252)

キノコのほうし / ちいさくなる / はいすいのじん / バトンタッチ

バトンの核。選出率85%。

ちいさくなるをバトンするというよりは背水の陣をバトンするイメージ。全能力上がった日ネクが弱いわけないので。

ちいさくなるはあくまでもむらっけのターン数を稼ぐ技なので本質的には何の技でも良い。環境中盤、呪いキョジがあんまりにもキツかったので挑発にしたが、冷静に考えて塩漬け食らうのも同じなので塩漬け避ければいいやの精神で小さくなるに戻した。他にも根を張るや身代わりなど色々な選択肢はあると思う。

むやみにちいさくなるを打たないことが重要。それはそうと避ければ勝てる。

ノーマルタイプなのでゴーストを透かせる点は日ネクと相性がいい。こだわりっぽい黒バドにドーブルを後投げしてSアップを引いた時生を感じる。

ゴーストテラスはめちゃめちゃ重要でカイリューの神速、原種ガチグマの空元気、コライドンのインファイトをすかしつつバトン出来る。実は5戦に1回くらいはテラスする。

なんだかんだ言って運は良い方だったと思うしよく頑張ってくれた。一般ポケモンMVP。

 

見た目大好き

ネクロズマ(日食)

テラスタイプ: みず

特性: プリズムアーマー

性格: まじめ

204(252)-177-147-133-141(92)-118(164)

メテオドライブ / アシストパワー / りゅうのまい / つきのひかり

S-+2でスカーフオーガ抜き

HD-余り

無効タイプのない特性貫通専用技にタイプ一致のアシストパワー高速回復技を覚え、防御に優れた特性を持ち、絶妙に全部高い種族値とバトン先適性が100点満点のポケモン

。欠点は地割れが当たることくらい。

物理積みアタッカーと認識されているのかヘイラッシャをやたら出されるがアシストパワーでだいたいワンパン出来るので関係無い。

調整に関しては余りをBかDどちらに振るか悩むが水テラスの関係でコライドンには元々有利なので特防振り。

テラスは水、妖、竜の三択で弱点が少なくコライドンに有利な水を使っていた。ただしミライドンがあんまりにもキツいので地面か竜もナシではない気がする。とはいえ水で困ることはなかった。

物理アタッカーなのでAを上げたいがCへの下降補正で負けた試合が何度かあったので無補正にした。この実数値は真面目じゃないと達成出来ないと思う(計算間違ってたらごめん)。

伝説ポケモンなだけあってそのスペックはさすがの物。ドーブルバトンがミスってもコイツが竜舞して全抜きする試合は何度もあった。当然MVP

 

ポケモンとしては正直あまり好きではない。悪戯心持ちとして強すぎるため。

オーロンゲ @ こうこうのしっぽ

テラスタイプ: あく

特性: いたずらごころ

性格: わんぱく

202(252)-140-123(164)-104-100(92)-80

トリック / ちょうはつ / こわいかお / ローキック

HD-イーユイのオバヒ大体耐え

安定の起点作りポケモン。個体調達が面倒だったのでなんかの配布の奴。

トリックで尻尾を渡して胞子の起点を作りつつステロや身代わりも挑発で止めるのが役割。伝説に悪タイプがいないことから通りがめちゃめちゃ良かった。

技も文句ないので語ることナシ。

 

かわいい

オーガポン(水) @ いどのめん

TN:勝利宣言鬼丸(デュエルマスターズの鬼丸覇から。鬼なんでね)

テラスタイプ: みず

特性: おもかげやどし

性格: ようき

187(252)-141(4)-104-72-116-178(252)

ツタこんぼう / がんせきふうじ / ちょうはつ / アンコール

 

起点作り枠2。ロンゲでは悪タイプ(ディンルー)や持ち物固定ポケモン(ザシアン)に無力なのでそこに強い起点作り。岩石を外さなければかなり偉いポケモンだった。カイオーガへの見た目圧になるのも偉い。

上三つの技は確定しており後は何でも良かったので適当にアンコールを入れたが、ゴースト技で縛ってドーブルに余裕を持たせたりとかなり活躍してくれたので好印象。変えるとしたらじゃれつく。

 

ずっとA特化だと思いながら使ってた

ゴリランダー @ とつげきチョッキ

テラスタイプ: くさ

特性: グラスメイカ

性格: なまいき

207(252)-145-119(68)-80-125(188)-94

グラススライダー / ドラムアタック / とんぼがえり / 10まんばりき

元々起点作り枠だったがあまりやることなかったので対ミライドン専用兵器にすることにした。チョッキHDなのでめちゃめちゃ硬い。詳しくはオオニューラの枠で。

剣舞したオオニューラ相手にフェアテラ切ってくるミライドンが理解出来ない

オオニューラ @ グラスシード

テラスタイプ: じめん

特性: かるわざ

性格: いじっぱり

165(76)-200(252)-88(60)-54-101(4)-155(116)

フェイタルクロー / インファイト / テラバースト / つるぎのまい

対ミライドン用。

この構築は胞子が効かない上にネクロが水テラスなのでミライドンが死ぬほどキツい。その場合ドーブルとは別のバトン要因を用意するor別のアタッカーを用意するの二択となり、後者を選択。竜王戦でも考えていたシードオオニューラにした。

ドッキリびっくり地面テラスで剣舞しながら地面テラバーストやインファイトで全員ぶっ飛ばします。見た目が草タイプにも強いのも好評価。

しかし襷っぽいポケモンミミッキュがいるだけで出すのを渋らされるのでもっと別のポケモンを使った方がいい気がした。

 

選出と立ち回り

基本選出

オーロンゲ、ドーブルネクロズマ

困ったらこれを出せばどうにかなる。

VSディンルー、ザシアン、(イーユイ)

水ポン、ドーブルネクロズマ

一応ロンゲでもイーユイのオバヒは耐えるので基本選出でも可。なんならそっちの方がいい気がする。

VSミライドン構築

ゴリラ、オオニューラ、何か(基本ネクロズマ

ただしオオニューラで全抜き出来なさそうなら基本選出。

 

この構築は小さくなるが入ってる以上運ゲ構築なのは否定出来ないが、正直基本的に小さくなるは打たない。理由としてはドーブルが着地した後キノコの胞子(1ターン)、背水の陣(2ターン)なので眠りターンを考えるとここでバトンしてネクロを無償降臨させた方がいい。竜舞も積めるので。

ただし下がった能力によっては居座る必要が出てくる。例えばコライドン相手にBが下がっていてはとても困る。そこでその場に居座りながらむらっけターンを稼ぐ技が必要となる。その時打つのがあくまでも小さくなるであり正直身代わりでもはねるでも問題は無い。

ただしどうしようもなくミライドン構築に出した時などは小さくなるで一回は避ける必要が出てくる。魂込めて避けよう。

コライドンやカイオーガ相手ならば日ネクにテラスを残すべきだがミライドンやザシアン相手ならばドーブルへのテラスも視野に入れなければならない。特にザシアンに対しては電光石火も考える必要があるので。ドーブルが居座るターン数=能力上昇ターン数なのでドーブルをいかに残してバトンできるかが勝ちに直結する。

回避が上がっているとネクロが回復連打でフィールドor天候を枯らせたり竜舞の隙を作れたりと偉い。アシパの火力も上がるし。

ドーブルの襷を守る構築なのでテラスを切るタイミングや交代読み胞子連打、吹き飛ばしや滅び読みの行動など意外とプレイングが出て楽しい。

 

無理なポケモン

ミライドン+ラッシャやミミッキュ

対策:避ける

原種ガチグマ

対策:避ける

チオンジェン

対策:避ける

草テラスポケモンの吹き飛ばし

対策:当たらない

グライオン

起点ポケモンが落ちてから始まる構築なのでTOD狙われると無理ぽ

対策:出てこないことを祈る

結果

画像

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久々の1ROM特攻

感想

実は新ルール最初のシーズンで3桁行けるのは(たぶん)初めてなので嬉しい。はじめ適当に組んだ構築だったが、サークルのdiscで調整したかいもあってかなり良いものになったと思う。

終盤、真面目にポケモンやらなきゃと思いザシアンを使っていたが、じゃれ2連外しからのつらら外しで負けて、結局運ゲと割り切ってドーブルにした。

さんざんちいさくなるは基本打たないと言ったがもちろん隙があれば打つし、突然の挑発やトリックで泡吹きかけたと思ったら避けた試合も多々ある。そう言う意味では不利構築でも3割で勝てるのでいいコンセプト。

見た目ただの犯罪構築だしそれを否定することはないが、案外奥深くて楽しい構築だった。相手の構築からどうドーブルを崩そうとしてくるかを予想し、安直にキノコの胞子を打って良いのか、さっさと背水の陣をすべきなのか、避ける必要があるかなどをしっかり考えればもっと上まで行けると思えるくらいの強さがあると思う。

今シーズンは途中リアルの事情やデュエプレの新弾発売があったので終盤の環境を知らないままに最終日飛び込んでいたがドーブルがしっかり応えてくれたのもあってなんとか3桁に引っかけることが出来た。特に最後朝8:58に997位から潜った試合、魂の交換読み2連キノコの胞子が決まった時は自分が上手くなっている気がして嬉しかった。

一緒に構築を考えてくれた&最終日一緒に走ってくれたサークルの皆さんありがとうございました。

 

最後に宣伝。サケブシッポの浮かぶ条件を調べてたりするので興味がある方及びご協力して頂ける方はこちらの記事をどうぞ

ウカブシッポから見えるポケモンの浮き沈み - アルバトロスの爪の跡 (hatenablog.com)

自分もサボっているのでさっさと埋めたいと思います。

ではまた次の記事で!!